数学帝國への逆襲 (西春自習質問教室のブログ)

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趣味-宇宙

宇宙3-3.銀河系c「系外惑星」

宇宙3-3.銀河系c「系外惑星」 こちらも書かないとね。省略せずに言うと「太陽系外惑星」。なんでそんなものが見つかるのか、という話を。 書いたように、太陽以外の恒星は、一番近くて4光年、40兆kmだ。そんな遠くの星を回る惑星を、直接見られるわけが…

曇りました

日食、見えませんでした どうにもなりませんでした。

明日は日食です

6月21日日曜日の日食について(再掲) 6月21日日曜日の17時ごろ、日食があります。 金環日食ですが、それを観るためには台湾に行く必要があります。 日本においては、部分日食です。 名古屋の最大食分は 0.512 です。 16時08分に始まり、17時…

宇宙3-2.銀河系b「オリオンの腕」

宇宙3-2.銀河系b「オリオンの腕」 宇宙についても書かないとね。口だけか、と思われたくないし。 太陽系は、銀河系の渦巻きのひとつ、オリオン腕と呼ばれる恒星集団に位置する。 ではそこには他にどんな星があるのか、どころではなく、夜空に見える星の…

宇宙3-1.銀河系a「太陽の隣人」

宇宙3-1.銀河系a「太陽の隣人」 ①恒星間天体 親分となる恒星を持たず、広大な恒星間空間を旅する星。オウムアムアが見つかって以来、いくつか発見されている。全て小惑星サイズであり、大きなものは今のところ発見されていない。 ただ、無い、とまでは言…

宇宙 特別投稿 6月21日の日食

6月21日日曜日の日食について 6月21日日曜日の17時ごろ、日食があります。 金環日食ですが、それを観るためには台湾に行く必要があります。 日本においては、部分日食です。 名古屋の最大食分は0.512、これはカイロ、テヘラン、北京も同じくらいです…

宇宙2-5.太陽系e「惑星未発見物語」

宇宙2-5.太陽系e「惑星未発見物語」 ただの宇宙の解説にはならないのですよ、これは。私が書いているのです。 ①バルカン Vulcan 水星の内側を回る、真の太陽系第一惑星。太陽に近すぎて見つかっていない、と仮定された。 バルカン半島の Balkan ではない…

宇宙2-4.太陽系d「minor planet」

宇宙2-4.太陽系d「minor planet」 少し前までは、minor planet というと小惑星のことだったのだが、このごろは他にもいろいろ見つかったので、「小惑星」「彗星」「太陽系外縁天体」の総称ということになっている。 ①小惑星 asteroid 火星と木星の間が広…

宇宙2-3.太陽系c「惑星発見物語」

宇宙2-3.太陽系c「惑星発見物語」 ⑦天王星 Uranus 1781年、日本は天明の大飢饉の前年だが、ウィリアム・ハーシェルが発見した「彗星」は、何度計算しても彗星とは思えず、他の科学者が計算し直して、土星の外側を回る新惑星と断定された。 びっくりした天…

宇宙2-2.太陽系b「外惑星」

宇宙2-2.太陽系b「外惑星」 ③は地球なので略。 ④火星 Mars 火星は確実に、人類が初めて到達する「惑星」になる。 地球から赤く見えるので、軍神Mars の名が付いたのだが、それは赤土が原因で、燃えているわけではない。また、火星人の伝説は、望遠鏡で火…

宇宙2-1.太陽系a「内惑星」

宇宙2-1.太陽系a「内惑星」 ①水星 Mercury Mercuryは旅人や商人の神。古代の旅商人はスキがあれば盗みもしたので、泥棒の神でもある。理由は、水星は太陽に一番近く、一番速いから。88日で公転する。 表面には大気はないので、月と同じようにクレーター…

宇宙1-4.月と太陽d「太陽」

宇宙1-4.月と太陽d「太陽」 中高生は誤解している人がいるので、最初に書くが、太陽は燃えてはいない、爆発し続けているのだ。 太陽が燃えていない根拠は、大きく2つ。(中学生レベル)1.宇宙空間にものを燃やす酸素はない。2.何かに火をつけて太陽…

宇宙1-3.月と太陽c「第二の月」

宇宙1-3.月と太陽c「第二の月」 月は地球唯一の自然衛星だ、と書いたが、この投稿が1か月前なら、そうじゃなかった。2020CD3が、地球の周りを回っていたからだ。 2020CD3は、もちろん小惑星。地球の近くを通りかかった時に、地球の引力に捕らえられ、2…

宇宙1-2.月と太陽b「テイア」

宇宙1-2.月と太陽b「テイア」 中学国語教科書に「月の起源を探る」という文があった。今の教科書には載っていない。そりゃそうだ、間違いがいくつかあるので。よくあんなものを載せたなと、今では私も思う。 (ごめんなさい。「月の起源を探る」は今の教…

宇宙1-1.月と太陽a「月」

宇宙1-1.月と太陽a「月」 やっと地球を離れることになったな。けっこうここまでに時間がかかったが。 月までの距離は約38万km、地球唯一の自然衛星だ。直径は地球の約4分の1、重さや重力は地球の81分の1、表面重力が6分の1なのは、月が小さいので…

宇宙0-4.地球d「問題点」

宇宙0-4.地球d「問題点」 ずいぶんと希望に満ちあふれたことを書いてきたが、もちろん良いことばかりではないので、それも書こう。 1.そこまで人類があるかどうか。当たり前だが、軌道エレベータが建設されるまでに、人類自体が滅びてしまえば、どうし…

宇宙0-3.地球c「軌道エレベータから先」

宇宙0-3.地球c「軌道エレベータから先」 その前に、追加でいくつか説明する。 ・低軌道ステーション静止衛星軌道上までは、5日程度の時間がかかるので、当然ながら、途中に低軌道ステーションが建設される。CNTに負荷がかかるので、数はたくさんでは…

今日は金星を見ました

金星を望遠鏡で観ます あとついでに月も。 ちゃんとマスクして観ます。 コロナのせいでずいぶん粘りましたが、 ここを逃すと、金星は観られなくなるので。 こんな感じに、見えるはずです。 中学理科参照 三日月型の金星 こんな感じに見えました。 でも、月の…

宇宙0-2.地球b「軌道エレベータ」

宇宙0-2.地球b「軌道エレベータ」 静止衛星、というものを、まず説明する。高度36,000km(35,786km)で、人工衛星に地球の周りを回らせると、地球の自転の速さと釣り合って、(正しくは角速度が釣り合って)地表から見ると、空のある一点に静止して見える…

宇宙0-1.地球a

宇宙0-1.地球a「宇宙世代」 こうやって宇宙に行く時代が来る 宇宙について連載しようと思った理由をもう一度書きます。・中国史の連載がネタ切れ気味だったこと。・高校生に語るなら私だという自負があること。・コロナ対策で家にいる生徒たちも暇だろう…

次の連載テーマは「宇宙」にします

次の連載は「宇宙」がテーマです やはり、コロナ騒ぎで家にいると暇なので、けっこうこのブログを読んでいただいているみたいです。 とはいえ、中国史関連は、私もちょっとネタ切れ気味です。まだいくつかあるので今後も書き続けますが、無理して書くよりテ…