真面目に3つ書いたので、4つめは趣味の話を。
「藤井聡太の鬼手」は、どこに行っても売り切れていて入手に苦労しましたが、
買ってきてから5回くらい読んだので、少しずつ感想を書いていきます。
先に、私自身の棋力を書きます。
段位は持っていませんが、おそらくアマチュアの二、三段くらいです。
通っていた中学の将棋大会は、2,3年と連覇しました。
三段までなら負けたことがなかったのですが、今は年齢的に衰えていると思います。
新しい定跡とか知らないし。
もう何十年と将棋なんて指していないのですが、
イチローに替わる愛知出身のヒーロー藤井七段にハマってしまいまして、
苦労して「藤井聡太の鬼手」を買ってきました。
藤井君(四段時代~七段時代までなので、仕方なく君付け)
の指した名手、妙手、鬼手が、問題形式で載っています。
正直、ど素人の私ですが、
第1問にあたる対加藤九段戦のいわゆる鬼手とやらは、
「他にどんな手があるの?」というレベルの手でした。
(加藤一二三九段も、加藤一二三二冠王だった頃から知ってます)
したがいまして、私が何も言わなくても、
この本の批判をしている人もいるのですが、
それでも、4回も5回も読み直す面白さでしたよ。
あと、藤井君の妙手鬼手は、本の後半に頻発します。
(見た限り、第48問くらいから)
つまり、彼はここ二、三年の間にさらに強くなったということです。
メルエムなら「これからだったのだ、強くなるのは」と言うでしょう。
私的に一番好きな妙手は62問「中空の桂」です。
そのあたりを詳しく、今後また書こうと思います。
あくまでど素人の解説なので、間違っていたらごめんなさい。